yoo bird diary

yooが自由気ままに書くブログです

誰かとつながりたい

そんな中、妊娠7ヶ月の時に、夫が東京に転勤になりました。

東京に引っ越し、新しい生活が始まり、出産しました。

まったく初めての街で、初めての子育て。
もう、無我夢中でした。
なかなか寝てくれないし、夜中も何度も起きるし、睡眠時間が細切れなタイプ。
ずっと抱っこしていないと泣くので、一日中、抱っこやおんぶで過ごす日々。
くじゅくじゅの湿疹だらけの顔で、検査してみると大豆、卵、牛乳、小麦がアレルギー検査にひっかかる。
しかも、頭に大きな苺状血管腫があり、それも日に日に大きくなっていくので、とても心配しました。

夫は、平日は仕事で、早朝に出かけ、夜遅くまで帰ってこない。
私は子どもと二人、とても孤独を感じていました。

抱っこが好きなタイプで、どうしても、ベビーカーに乗ってくれなので、スリングで抱っこして移動していました。
でも、重くて、抱っこで出かけるのは大変なのにもかかわらず、無理して、公園に行ったり、児童館のベビークラスに行ったり、電車に乗ってデパートに行ったりしていました。

同じマンションの人たちが声を掛けてくれて、初めて東京で友達ができた時は、本当にうれしかった。

子どもを産んでから、初めて思いました。
人は、一人では生きられない。

こんな当たり前のことが、子どもを産むまでの私には、分かっていなかった。
とても、傲慢でした。

私は、大勢の友達と、浅い関係でワイワイ騒ぐより、少人数でじっくり付き合うのが好きなタイプ。
縛られるのが好きではなく、一人で行動するのが好き。
私の幼少期、母との関係にもあったのだと思います。

一人でも生きていけると勘違いしてました。
しかし、一人でも大丈夫なのは、帰る場所があるからで、決して、孤独が大丈夫な訳ではありません。

誰かとつながりたい。
社会とつながりたい。

妊娠・出産にしても、そうです。
ひとりで、妊娠・出産なんて、そんなこと絶対にできません。

仕事にしても、私は夫と二人で、ネットショップを運営していますが、見えない後ろ側には、とてもたくさんの協力してくださる方がいます。

やっぱり、人とつながれる人生は、よい人生だなと思うのです。