運動会の組体操
運動会の組体操で、ケガをする生徒が多いとのニュースの報道を見ました。
また、この報道で、組体操を自粛する学校が多く出てくるのか…と思うと、残念でなりません。たしかに、今の時代、学校の先生は、責任問題もあり、大変なのは、とても分かります。
人間は、生きていれば、必ず、ケガも病気もする。それって、とても、自然なことだと思うのですが…
マスコミも、保護者も、周りの関係者も、世間も、もう少し、大人の気持ちを持って、見守ってほしいなと思うのです。
ケガをしてはいけないからと、何でも前もって、阻止していては、その後の成長がないのでは…と。
先日、娘の運動会で、組体操をする娘の姿を見て、とても成長を感じました。
娘も、組体操の競技をすることを、とても誇りに思っていたようでした。
組体操って、小学校低学年の頃、高学年はスゴいな、カッコイイなと、憧れと尊敬の気持ちを持って見ていたと思うのです。
私も、小学校の時、そうでした。
いつか高学年になって、この競技を自分もするのかと思うと、早くやってみたいと思ったり、楽しみだと思ったり、恐いと思ったり、自分もできるのかと思ったり、自分もその番が回ってくるのだと、心づもりができたり。
確かに、行き過ぎた巨大ピラミッドは、どうかと思いますが、無理のない範囲での、競技としての組体操は、できないものでしょうか。
せっかくの、子どもの成長の機会を奪うのは、どうなんだろう??と、ニュースを見て思ったのでした。